沖縄とは?

沖縄、シーサー



【琉球と沖縄の名称】

琉球国金丸世主書状(1471年)。島津宛の金丸(尚円王)の書状で、琉球国の表記が見える。「琉球」の表記は、『隋書』(7世紀)に「流求」とあるのが初出で、その後「流鬼」(『新唐書』)、「瑠求」(『元書』)などと様々に表記され、「琉球」に落ち着いたのは明時代以降である。明以前の「琉球」が現在の沖縄を指していたかは判然とせず、台湾を指していたという説や、あるいは単に中国大陸の東方にある(日本以外の)島々を漠然と指していたという説もある。

沖縄では明との交易が始まった14世紀以降、自国の国号として「琉球」を用い、これが琉球王国が滅亡するまでの沖縄の名称であった。正式には「琉球國」と言った。

沖縄は日本本土側の名称で、鑑真の伝記『唐大和上東征伝』(779年)の中に、「阿児奈波」と出てくるのが初出である。「沖縄」という文字自体は、新井白石の『南島誌』(1719年)が初出で、これは新井が長門本『平家物語』に出てくる「おきなは」に「沖縄」の字を当てて作ったと言われている。琉球処分によって琉球王国が滅亡し、代わりに沖縄県が置かれたときに、沖縄が正式に採用された。なお、沖縄の人々がいう「ウチナー」とはオキナワの転訛であり、主として沖縄本島のことを指す。


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